こんにちはー！アイビーです。
またまたお久しぶりのブログ更新になってしまいました;;暑い夏みなさまいかがお過ごしでしょうか？私はというと、今年はGWに佐渡ヶ島旅行を満喫しましたので夏休みは基本的には遠出せず、山でのんびりキャンプしたりBBQしたりして過ごしています。
さて、おかげさまで今年の6月から田中要一郎先生から伝授いただいた四柱推命と、KNラオ式のインド占星術でじっくり命運（カルマ）をみさせていただく鑑定をはじめてしばらくが経ちましたが、たいへんご丁寧な鑑定のご感想なども頂いております。ご協力いただいたご依頼者さま、誠にありがとうございます。
ご協力頂いた皆様のお陰様で、鑑定の雰囲気をより明確にイメージ頂けるのでは？と思います。鑑定をご検討いただいている方は是非ご参考にしていただけたらと思います。現在このJyotisha Ivyの公式サイトと、アイビー茜の公式サイトの2つを運営しているのですが、窓口が散ってしまって管理がしにくくなってまいりましたので鑑定の受付につきましては現在「アイビー茜の公式サイト」の方に統一をしていっております。メルマガで先行情報なども流しておりますので是非ご活用ください。
「５歳までの健康運が特に不安定ですが…？」時刻修正の質問で判明するご依頼者さまのカルマ
※本日は過日鑑定させていただいた方から掲載、情報公開のご許可を頂き、幼少期のご病気のカルマのことやお父様のご職業を的中させた事例についてご紹介したいと思います。
インド占星術は出生時刻が必須なのですが、母子手帳由来の「正確だ」とされている出生時刻で出したチャートでも、実際のカルマの出方と異なることが全然あります。なので「提出頂いた出生時刻が本当に合っているのか？」を検証する作業をする必要があるのですが、今回のご依頼者さまの場合はD1チャートというこれだけは間違っちゃいけないチャートが境目といえば境目だったので、鑑定日の前にこのようなメールをお送りいたしました。
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これに対し、ご依頼者さまからのご返答のメールはこちらです、
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このようなご返答を頂き、ほぼ的中といって良いので検討していた出生時刻で当日は鑑定をさせて頂きました。
不幸のハウス８室在住の凶星火星と火星期が招いたもの
なぜ上記のように詳しくご病気のカルマや具体的な部位まで言及できたか？という説明をしたいと思います。
まずはホロスコープを作成し、「ホロスコープ内で特徴的な部分」がないかを探します。基本的にケンドラ（１室、４室、７室、１０室）にある惑星は吉星であろうが凶星であろうが目立つ星でありその方にとって重要な惑星となります。また、ドシュタナといって不幸や障害を表すハウス（６室・８室・１２室）に関しては、できれば吉星も凶星も絡んでいて欲しくないのですが、ご依頼者さまの場合は牡羊座で強くなっている凶星:火星が、がっつり最凶のドシュタナハウスである８室に在住しています。この火星はガンダーンタ度数ではないものの、サンディといって牡羊座と牡牛座の星座の境目にあり、こういった度数は基本的に不安定さを表します。
また、この火星は３室（呼吸器、喉、鼻、腕、手）を支配し、２室（顔、声、口（飲食）、首、喉、呼吸器）と３室（呼吸器、喉、鼻、腕、手）をアスペクトしています。
人間の身体部位は１室が頭部で１２室が足の先であり、２室と３室は、１室が司る頭部（脳・目）から少し下がった場所であることは変わりないので、
時刻修正のお伺いメールの際に
「呼吸器でしょうか？」と明記した次第です。
火星は免疫機能なのですが、アレルギー疾患について、鼻炎（３室）という象意についてもよくでていると思います。
お馴染みのダシャーのキング、ヴィムショッタリーダシャーで見ますと、お生まれになってから５歳まで火星期となります。
ご依頼者さまはメールのご返信で「特に５歳までに自分の健康に関する悩みのほとんどを経験した」とおっしゃっていますので、それほどこの火星期のご病気のご経験、カルマは強烈で濃いものだったのではないかと思います。
ちなみにこの５歳までにご健康運のカルマはダシャーのクイーン、チャラダシャーでもしっかり説明できます。ここではあえてチャラダシャーの読み解きテクニックなどには言及はしませんが、チャラダシャー読める方は是非こちらでも見てみてください。
私もヴィムショッタリーダシャーだけで見たわけではなくて、もちろんチャラダシャーも見て「５歳まで」「入院・お怪我」「呼吸器」のキーワードを出しています。
まだ私も不勉強でして、基本的にこの２つのダシャーしか使えていないのですが、基本的にどの方のチャートにも使えるヴィムショッタリーダシャーとチャラダシャーで「両方重なって出てる！」っていう象意に関してはガチです。
正確な出生時刻のチャートで浮かび上がるお父様のご職業
様々な項目別に分割図があるのがインド占星術の面白さではありますが、その中に両親のカルマについてみる分割図（D12）があります。D1、D9、D60が優先というか軸ではあるのですが、分割図の個性がひときわ強い時があります。
ご依頼者さまとの鑑定時間の中で
「お父様（９室）は警察官（火星）、教師（木星）、公務員（太陽）といったご職業でしたか？」とお聞きしたところ、
「父は警察官、自衛官（火星・太陽）で高校のバレーボール部のコーチ（木星）でもありました…！」
と、かなり鑑定している私も「えええ、そのまま過ぎる…！汗」思わず驚いてしまう一幕がありました。
分割図を見る時はラグナ（１室）ももちろん重視するわけですが、太陽も火星もカースト属性でいうとガッツリ軍人（クシャトリヤ）です。太陽は「国家」を表しますから自衛官であったということもそのまま出ています。
木星は魚座で定座におり強く、お子さんであるご依頼者さまのみならず、外界に対してお父様の影響力が非常に強いということが伺えます。ご依頼者さまが鑑定の中で「父がずっとキラキラしていた」とおっしゃっていたのですが、そのお言葉がとても印象的で、そのお父様の圧倒的な輝きがホロスコープからもビシビシ感じ取れるというか、ご家族にも周りの方にも多くの影響を与えているのだと感じました。
濃いカルマを昇華しきった先の生き方
ご依頼者さまは幼少期にカルマ的にもお辛い時期がありましたが、成人され、自立自活されている現在はご病気などに悩まされることもなく元気に生活されているということです。
また、直接お話させていただいても、とても明るく、ご自身の人生に対して真摯なご姿勢であり、お仕事でも重要なポジションをまかされたりとご活躍されています。
ホロスコープ（カルマ）には必ずしも自身の都合の良いことばかりかかれているわけではありませんが、一個一個ある意味淡々とこなしていくというか、幸も不幸も「現象のひとつ」として進んでいくくらいの心持ちのほうが良いのかもしれません。
人生には様々なことが起こりますが、もちろんカルマもありますがその時その時の「心持ち」次第でも乗り越えていけることは変わっていくだろうし、今回ご依頼者さまの明るさや人生への前向きさのようなものに、鑑定している側の私自身も大変励まされました。
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