こんにちは〜!Ivyです。
なにげに2023年初めてのブログになってしまったのですが、今年もみなさまどうぞよろしくお願い致します^^
先日の1月19日なのですが、この数日前にふと「 @Jyotisha_Ivyの方でスペースやってみようかな...」という気になりまして、本当に何気なくスペースをスケジュールして立ち上げたのですが、事前リマインダーしてくださっている方が最終的に114名様を超え、またスペースは結局2時間お話させていただいたのですが常時60名〜70名様に聴いて頂くスペースとなりました...。※スペース...Twitterのラジオのような機能
スペースの題名が『運命は起こるもの-カルマ思想の強いインド占星術で鑑定をする理由-』という名前だったので、「こんなマニアックな話、聴きに来ても2、3名さまかな?」と思っていたら事前に想定をはるかに超えた数の方にリマインド、そしてお聴きいただけてビックリしました。それと共にインド占星術にご興味をお持ちの方が実はとても多いのだな〜ということが分かりました。(あ〜、緊張しましたよ...汗)
ご興味、お聴き頂いたリスナーのみなさま誠にありがとうございました。ご質問やご質問をくださった皆様にもお礼を申し上げます。
そもそも私はまだKNラオ式のインド占星術を本格的に学習しはじめて1年半ほど、正式に鑑定師としてデビューして8ヶ月ほどですので、多くの方の前でお話できるような立場ではないのですが...一度背負ってしまいましたし、女に二言はありません!!ので私なりにスペースまでに予習を重ねて挑ませていただきました。
まだまだ未熟者ですが、今後も正しく、分かりやすい情報を届けられるように日々精進したいと思います。
スペース内ではさまざまお話をさせていただきましたが、インド占星術の根底をなすカルマ思想については事前にまとめたブログに大体したためてございますのでこちらもご覧いただけたらと思います。
さて、以下から本題です。
KNラオ式インド占星術の特徴や守るべきこと
①PAC-DARESシステムを使い、ホロスコープを総合的に検証すること
②コンポジットアプローチをすること(複数のテクニックを用いてホロスコープやダシャーを検証すること)
④占星術(Jyotish)をPOPにしない
※この章では私が先生から伝え聞いたことや、『天の羅針盤 KNラオが語る』著 KNラオに記載されていることを私なりに咀嚼して書かせていただきます。スペース内でも話した項目でして、詳しく知りたい方はKindleで配信されております『天の羅針盤 KNラオが語る』を読破されることをオススメいたします。
①〜④まで触れると長くなってしまうので今回は
①PAC-DARESシステムを使い、ホロスコープを総合的に検証することに触れる記事とさせていただきます。
PAC-DARESシステムを使い、ホロスコープを総合的に検証すること
まず
◆PACとは...
P:Position(在住)
A: Aspect(アスペクト)
C: Conjunction(コンジャンクション)
のことです。9惑星がそれぞれどの12ハウス及び星座に在住し、どのような品位の状態にあるのか?また特別な度数にないかどうか?も見ていきます(P)。また、惑星はそれぞれ特別なアスペクトを取りますので、各惑星がどのハウス及び星座をドリシュティ*(目撃・注視)しているのかも見ていきます(A)。ドリシュティを受けたハウスにはその惑星の影響が入ります。
コンジャンクションは惑星同士が同ハウスに在住する時に起こります(C)。お互いの力を強め合います。
↑ここまでは本当に基本的なことなのですが、ここまで分析するにも12ハウス、9惑星それぞれの知識と、表面的ではない深いそれらへの理解が必要になります。
◆DARESとは...
インド占星術の醍醐味ともいえるヨーガ(惑星同士の特殊なコンビネーション)の大まかな区分けを表しています。
D:ダーナヨーガ(富のヨーガ)
A :アリシュタヨーガ(不幸のヨーガ)
R: ラージャヨーガ(昇進のヨーガ) E: エクスチェンジ(星座交換。パリヴァルタナヨーガ)
S: スペシャル(特別な、名前のついているヨーガのこと。アマラヨーガ、サラスヴァティヨーガ、マハーバッギャヨーガ等すごくたくさんあります)
PACでホロスコープを注意深く観察したあとに、ヨーガが成立していないかも見ていきます。
特殊で良さげなヨーガが成立していたとしても、PACで観察した時にそもそもの惑星の品位が強くない...とかなりますと、ヨーガのクオリティに影響してくるので、同じ特殊なヨーガを持っている人でも全然結果として出方が違ってくるのが面白いところです。
また、どんなに良いヨーガを持っていても、そのヨーガに関係する惑星の大きなダシャーが、肉体を持って存在している時間(0歳〜100歳)の間に来ないとか、来たとしても早すぎる!(例えば10歳以下とかの幼少期)とか、遅すぎる!(例えば健康寿命があやうくなってくる70歳以降)なんてことがございます。
なので、なんのヨーガ持ってるか?だけではその人の運命を分析することはできません。
まずPACが大前提となります。
これは1月19日のスペース内にお話したことなのですが、
ラグナがどの星座か?とか、ラグナや月のナクシャトラがなにか?で分析を全くしないわけではないのですが、インド占星術の良さや強みを活かすのならば、それだけで分析をしたりするのはかなり勿体ないです。
実際私は個人鑑定の時に今のところ全く月のナクシャトラやラグナのナクシャトラについて言及していませんし、それらを使わなくてもPAC-DARESに忠実にやるだけでインド占星術という術の強みは出てきます。
またこれはもしかしたらKNラオ式インド占星術の特徴なのかもしれませんが、「太陽が水瓶座にあるから〇〇」「金星が魚座だから▲▲」というような、惑星と星座の組み合わせで分析することは(ほぼ)ないですね...惑星の品位をみる時に惑星と星座の組み合わせは必ず見なくてはいけないので、品位を見る時に必ずチェックしますが。
ただこれ私がまだまだ不勉強でそのようなテクニックを知らないだけかもしれないのですが、今後もKNラオ式の占星術を勉強する中で出てこなければ、特に取り入れないかな〜とも感じています。
また、1月19日のスペースでは以下の4つの本につきましてお話させていただきました。
・『ブリハットパラシャラホーラシャストラ 日本語訳』著 リシ パラシャラ
・『ブリハット・サンヒター』著 ヴァラーハミヒラ
・『天の羅針盤 KNラオが語る』著 KNラオ
・『流水りんこのインド占星術は深いぞ〜!』著 流水りんこ
(敬称略)
各本の内容や読みどころなどについてはまた別のブログに認めるとしまして、
特に流水りんこ先生のエッセイ漫画『流水りんこのインド占星術は深いぞ〜!』に関しましては、こちらはKNラオ式とは何か?を知る上で大変分かりやすくそして楽しくお読みいただける書物だと思います。
︎*ドリシュティ...サンスクリット語で「目撃・注視・視線」という意味です。インド占星術内ではアスペクトと同義。知っておいてさらっと使えるとちょっとかっこいいかも?(笑)
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