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  • 執筆者の写真Jyotisha_Ivy

こんにちはー!

アイビーです。


今回は宿命論がベースにあるインド占星術の中でも、自由意志が効く範囲でもあるムフルタ(選択占星術)について触れていこうと思います。


私は先生方からムフルタについて直接指導は受けていないのですが、KNラオ式インド占星術の先輩である吉野まゆ先生のインド暦カレンダーパンチャンガを2023年から利用させていただいているのと、KKジョーシー先生の選択占星術ムフールタの書籍で知識を得て実際に昨年から自身のことを中心にムフルタを実施することがあります。


ムフルタについてお知りになりたい方はまず以上の2冊から詳細についてお知りになることをおすすめいたしますが、ざっくりムフルタってなに?を説明いたしますと、


「起こりうるカルマは変えられないが、未来の最適な時間を選ぶことにより、決められた範囲の中でいわゆる不幸を最小にし、幸福を最大にする」というものです。


「宿命・運命(カルマ)は変えられない」ですが、これはインド占星術においては大前提です。ここらへんは過去の記事をどうぞ御覧くださいまし。


カルマの中にも種類があって、先祖代々や過去生から繰り返す濃ゆいドゥリダ・カルマと、今生の振る舞いによって薄くなったりするかもしれない交渉可能なアドゥリダ・カルマというものがあります。その中間はドゥリダ・アドゥリダカルマといったり。


圧倒的にドゥリダカルマ(変えられないカルマ)領域が大きいという大前提で広がるインド占星術の世界ではありますが、それでも最適な日取りや時間帯を選ぶことによって、ムフルタでアドゥリダカルマに作用させて最善を調整するテクニックがあるということです。



昨今個人的にムフルタを行使したのは

「初めてのタトゥー施術」です。




タトゥーを入れた経緯についてはこちらの記事で詳しく書いておりますのでご興味あります方はこちらを御覧ください。

↑基本的に私は熱苦しい人間ですので「生き様」「刻む」「痛み」「傷」「愛」「破壊」あたりの言葉は大好きです。


これはムフルタのなかなか難しいところでやりがいもある部分なのですが、

「まず現実的に日にちや時刻が限定されている」という中から選ぶという事が多いですね。


今回で言うのならば


・タトゥースタジオさんの毎日の施術開始時間は既に決まっている

・予約できる日にちが限られている


という点です。


今回の場合はスタジオさんから4候補ほど12月と1月内で候補の日にちを頂き、まず最初にパンチャンガとにらめっこしながら「自分のジャンマナクシャトラタラと最も相性の良いジャンマナクシャトラタラを選ぶ」をしました。


私アイビーのジャンマナクシャトラ(月のナクシャトラのこと)はアールドラですから、タラはRaとなります。Raと相性のいいタラはVe,Juあたりなのですが、4つの候補の中にバッチリ「タラがJuの日」がありました!それが2024年1月7日です。


ちなみに曜日もかなり重要です。

基本的に火曜日や土曜日は火星と土星の日ですから凶日という考え方をします。なので新しいことを始めたりするのは基本的にNGです。争いや何かを鋭く糾弾するみたいな意味合いが強い曜日です。少なくとも朗らかな感じではありません。


1月7日は日曜日でした。日曜日は基本的に吉日であり「物事が定着する」という意味合いを持ちます。(なので結婚式とか土日が多いと思うのですが、気にするなら日曜日にやるのがいいんだろうなとムフルタを勉強して思いました)

おお、物事が定着する日曜日。タトゥー問題なく定着させたい自分としてはなんか最適な気がします。


そして、これは他のムフルタ選ぶ時も真っ先にやるべきことなのですが

リクタ(破壊日)を避けるです。リクタは破壊の作用を持つ日なのでビジネスを始めるとか結婚とか慶び事には向いていません。


ただ、「悪い作用をリムーブする」という意味合いがあるので例えば離婚とか別れを告げるとかはあえてここに設定することがあったりします。



【1月7日をタトゥー施術日にした決定打3つ】


・日のタラがJuでタトゥーを入れる私自身(Ra)と相性がいい日である。

・リクタ(破壊日)でない。

・物事が定着する日曜日。


これで一気に4つの日程候補から最有力候補が出てきたわけですが、

最後にそもそもFixしている時間のホロスコープを見てみます。


※いつもお世話になっております。Jyotish-ONEさんで作成しました



もう既に日の良さでいうと7日一択なので、壊滅的に悪くない限りは現実的にも行くしかない状態です。


私がこの時気にしたのは以下です


・ラグナが傷つきすぎてないか?

・月が傷つきすぎてないか?


この2点。というのもラグナも月も今回他タトゥーを入れられる私自身の心身の状態を表すからです。ここが妙に傷ついてたりすると例えば施術の治りが遅いとかインクでアレルギーが出るとか(めったにありませんが0ではない)ある可能性があるか?と思いましたが、

ラグナ1室に火星がディグリーコンジャクトではありますが、対角の金星と水星からアスペクトされています。ラグナロードの金星は土星のアスペクトありますけど総合的に見て吉意の方が大きいと判断。

月は6室在住ではありますが、凶星の影響はRa、Keがディグリーコンジャクトしている、しかし木星にアスペクトされているので吉意もあり、問題ないと判断しました。



結果的に施術当日はなんのトラブルもなく予定通りの時刻に到着して施術を始められたし、最高の仕上がりになりましたし、傷が治っていく最中も感染症とか一向に治らないとか湿布でかぶれてしまうとか全く無く、施術して3週間ほど経ちましたがなんの問題もなく大満足の結果となりました。ムフルタは成功と言えるでしょう。



私はアキュバル先生という方にインド占星術を教わったのですが、仲間に翼さんという方がいらっしゃり(翼さんとは懐かしのClubhouseで一回だけお話ししたことがあり、その後私がアキュバル一期生、翼さんが二期生となって不思議なご縁を感じるw)翼さんとTwitter上でやり取りしていたら「お互い大学の卒論をタトゥーで書いた」ということが分かり、「そんなレアなことある!?!?笑」と心底喜びとても嬉しかったのですが、翼さんと「タトゥー施術ってそもそもムフルタとしてどんな定義になるんですかね?」という話になり、これもまた面白いトピックだなと思いました。


私個人的には最初「手術??身体傷つけるし?」とも思ったのですが、実際にマシンで身体を削られながら思ったのは「これ完全に儀式、イニシエーションだわ」でした。


私は今回タトゥーを入れるに際し、15年という思考の時間を結果的にかけて決断して入れたのですが、入れられている時も様々いろんなこと考えました。


刺青って一回入れたら絶対に消せないんですよ。


「刺青が入っていない自分にはもう決して戻れない。後戻りできないんだ」って思いながら身体に究極の絵を刻まれていましたね。


そんな感覚もあり、タトゥー施術は儀式的であるみたいな視点でムフルタを選ばれるのも良いんじゃないかと思います!お客様に「タトゥー入れる日いつにしたら良いですか?」って質問を頂きましたら是非参考にしてみてください。タトゥー入れるインド占星術仲間も居たら是非参考にしてみてください〜♪



◆参考文献

・インド暦カレンダー2024パンチャンガ(販売・発行元(ジョーティシュ研究会吉野まゆ)

・ラオ先生の弟子が書いたインド占星術の教科書 選択占星術ムフールタ(著KKジョーシー)





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